小田原市民会館では、「老いと認知症」をテーマとした映画『ユキエ』と『折り梅』の上映会を開催します。
また、当日は、映画監督の松井久子さんと、小田原出身の芥川賞作家、吉目木晴彦さんによるトークショーも行います。
珠玉の作品を創りだす源となる力はどこから湧いてくるのでしょうか。
人の心を動かす作品、そして、2人の「創りだす力」を、ぜひご覧ください。
日 時 平成29年9月2日(土)10時~16時15分(9時30分開場)
場 所 小田原市民会館3F小ホール(小田原市本町1-5-12)
内 容 ①10:00~11:30 上映会『ユキエ』 主演:倍賞美津子
②12:30~14:00 トークショー 吉目木晴彦氏・松井久子氏
③14:15~16:15 上映会『折り梅』 主演:吉行和子、原田美枝子
参加費 (前売り)2,000円
(当日券)2,500円(中学生以下無料)
(当日、①上映会、②講演会、③上映会の個別券)各1,000円
【チケット販売場所】
・小田原市民会館(9時~20時、月・祝日翌日休館) ☎0465-22-7146
・ハルネ小田原街かど案内所(9時~20時) ☎0465-23-1150
・ハッピーまな鶴プロジェクト実行委員会 ☎070-6454-0168
定 員 180名
問合せ 小田原市民会館 ※連絡先等は上記参照
主 催 おだわら文化事業実行委員会(一般財団法人小田原市事業協会・小田原市)
共 催 ハッピーまな鶴プロジェクト実行委員会
■ 吉目木晴彦さん(作家、大学教授)
1957年小田原市出身。成蹊大学法学部法律学科卒。
会社員をしながら、1985年『ジパング』により第28回群像新人文学賞優秀作を受賞し、作家としてデビュー。
1988年『ルイジアナ杭打ち』により第10回野間文芸新人賞。
1991年『誇り高き人々』で第19回平林たい子文学賞、1993年『寂寥郊野』で第109回芥川賞を受賞。
1966年~67年に米国ルイジアナ州バトンルージュに在住、戦争花嫁と出会う。
1969年タイ王国バンコクに在住、高度成長期の日本を先進国・発展途上国からの視点で見る。2013年に会社員生活を終え、翌年から安田女子大学文学部日本文学科教授に就任。
小田原では小学校1年生まで本町小学校(現三の丸小)へ通学。その後、生活拠点が東京へ移る。
著書:『ルイジアナ杭打ち』 (講談社)、『誇り高き人々』 (講談社)、『寂寥郊野』 (講談社)、『魔球の伝説』 (講談社)、『すべての執筆活動をパソコンへ』(パーソナルメディア)など
訳書:『宇宙人フライデー』(小学館、レックス・ゴードン著)
<吉目木晴彦さんの著書の紹介コーナー>
かもめ図書館では『寂寥郊野』をはじめとする吉目木晴彦さんの著書紹介を7月中開催します。
■ 松井久子さん
1946年東京都出身。早稲田大学文学部演劇科卒。
雑誌ライター、俳優のマネージャー、テレビドラマのプロデューサーを経て、1998年『ユキエ』で映画監督デビュー。
2002年には2作目『折り梅』が劇場公開。全国で活発な自主上映会が行われ2年間で100万人の動員を果たした。
企画から7年半をかけて制作した日米合作映画『レオニー』が2010年11月に全国公開。
2013年春からアメリカをはじめ世界各国で公開された。
2015年1月ドキュメンタリー映画『何を怖れる』を公開。
2016年5月ドキュメンタリー映画『不思議なクニの憲法』を公開。全国で活発な自主上映会が行われている。
著書:『ターニングポイント〜「折り梅」100万人をつむいだ出会い』(講談社)、 『ソリストの思考術・松井久子の生きる力』(六耀社)